配当とは、企業の利益の一部を保有する株数に応じて株主に分配するものです。
配当は株式を発行している企業の利益を源泉として支払われるため、利益の変動や経営の判断によって金額が変わり、配当金がいくらになるのかは、株主総会(委員会等設置会社の場合は取締役会)によって決まります。また、年1回配当金を支払う会社が多いのですが、中間配当を支払う会社もあります。
配当は1株あたり○○円と表示されるので、企業が支払う配当の金額的水準を比較する場合に、配当利回りという指標が使われます。配当を期待し、株式を長期間持ち続けるのも株式投資の1つのスタイルです。
配当利回り(%)=1株当りの配当金額÷株価×100
配当金の種類
配当金にも、その目的や時期によっていくつかの種類があります。配当利回りを調べる際は、配当金の種類も確認しましょう。
普通配当
いわゆる一般的な配当のことです。
特別配当
普通配当に加えて、一時的に増額する場合になどの配当を指します。継続的な増額ではなく、一時的な増額であることを明示する場合に使われます。
記念配当
企業の記念行事などに合わせて増額された配当を指します。
中間配当
企業によっては、配当を年2回に分けて行なう場合があります。その場合に、半年が経過した段階で支払われる配当のことを指します。
配当金の通知と受け渡し
株主総会が開催されたあと、信託銀行等の株主名簿管理人(名義書換代理人)と呼ばれる事務代行会社より、配当金の分配額を報せる「株主総会決議通知」が郵送されてきます。
その際「配当金領収書」が同封されているので、これを持って、記載されている払渡期間内に、最寄りの郵便局に行くと、通知書と引き換えに、配当金を受け取ることができます。
事前に「配当金振込指定書」を事務代行会社に提出すると、配当金は、銀行または郵便局の口座に振り込まれ、この場合には、「利益配当金計算書」および「配当金振込先確認書」が同封されます。